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2012年5月

5月 22 2012

借金問題解決のメニュー -任意整理・個人民事再生・破産-

多額の借金で苦しんでいる方々は大勢いらっしゃいますが,それぞれの借金に至る事情,現在の財産や収入の状況,どうしても守りたいと思うものの有無など,さまざまな要素を総合的に判断して,解決方法をよく考える必要があります。
 たとえば,いくつかの業者との取引が10年以上続いている場合は過払金の返還請求とともに他の業者との間の取引も法定金利に引き直して残債務を減らすことができる任意整理が適当です。また,現在住宅ローンを支払中の住居を所有しており,何とかこの家は残したいと思う場合は個人民事再生が適当と思われます。収入が途絶えたり,生活ぎりぎりという状況ならば,破産を選択せざるを得ないと思います。
 借金問題の解決は,いくつかの方法がありますので,一人で悩まず,家族だけで済ませず,専門家に相談するのが早道です。

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5月 12 2012

昔、債務整理はやったから…

以前に弁護士や司法書士に頼んで債務整理をしたことがあり、今、その時約束した債務を支払っているという方で、その債務整理の時期が平成17~18年頃より以前の方にご確認いただきたいことがあります。
以前に行った債務整理の時に、完済した消費者金融会社との取引についても見直しましたか。

先日、「一度債務整理をしたのだけれど、約束のお金を払うのが難しくなってしまった」とご相談に見えた方がいます。
よくよく話を聞いてみると、以前に債務整理をした時は、債務が残っている消費者金融業者だけを相手にしたそうで、既に借金を返し終わったところについては、取引履歴の取り寄せや引き直し計算はしていなかったそうです。完済していた業者から取引履歴を取り寄せ、法定利率に従って計算をし直して、過払金を回収。無事、ほかの債務の弁済に充てることができました。

思い起こせば、過払金返還請求がメジャーになったのは平成17~18年頃だったでしょうか。それより以前は、債務整理といえども完済した業者から払いすぎを取り戻すことまではしなかったケースもあります。
そこで、「昔、債務整理はやったから。」とおっしゃる方も、その時に完済していた業者との取引についてまで対象としていたかについては、一度確認されると良いと思います。

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