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2012年3月

3月 22 2012

払いすぎ

以前,別件でご依頼を受けたご家族から,久しぶりに電話がありました。
とても温かな,優しい心を持ったご家族です。
別件については,順調なようで,ほっと一安心。

今回は,「テレビやラジオで,よく『払いすぎ』と言ってる。相談をしたいです。」とのこと。
早速事務所にお越しいただき,お話を伺って,借入先数社に,受任通知を送りました。

しかし,その翌日,「やっぱり,お金を貸してくれた業者に悪いことをしているような・・・。これまで遅れることなく一生懸命真面目に返してきたから,なんだか申し訳なくなっちゃってね・・・。気がおかしくなりそうで・・・。」とおっしゃられ,依頼をキャンセルしたいと申し出られました。

「法律に違反して高い利息を取っていた業者が悪いのですよ。●●さんは何も悪くはないです。たくさんの人が,払いすぎた利息を取り戻して,楽になっているんですよ。」とお話ししましたが,やはりお辛いとのことで,事件を終了することになりました。

このご家族だけではなく,一生懸命真面目に返し続けてこられた方々の中には,「こんな相談してはいけないんじゃないか。」,「やっぱりきちんと最後まで返さなければいけないんじゃないか。」と,同じような思いを持っておられる方もいらっしゃると思います。
でも,「悪いのは法律に違反して高い利息を取り過ぎていた業者」です。
あなたは悪くありませんから,安心して,弁護士に相談してくださいね。

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3月 12 2012

払わなくてはいけない!?

こんにちは。
今回は、ときどき法律相談でご相談いただくケースをご紹介いたします。

ご相談にお見えになった方が、「こんな手紙が届いたんですが、払わなくてはいけないのでしょうか。」と業者からの督促通知を持ってこられました。

内容を見ると、多額の遅延損害金が発生している、支払わないと回収手続きに着手する、自宅や会社に訪問する、といった受け取り側が不安になるような内容が次々と書かれていました。

相手の不安をあおって、少しでもお金が取れたら取ってやろう、という悪質な業者が後を絶ちません、本当に腹立たしく思います。

このような場合には、どうすればよいのでしょうか。

①全く身に覚えのない内容の場合

悪質な詐欺的な請求です。
連絡先が書かれていますが、連絡を取ると相手の思惑どおりになってしまいますので、勇気を持って何もしないのが一番です。

②以前に借り入れがあった場合

この場合は、法律的に支払い義務が残っている可能性があります。
しかし、最後に借り入れ、返済をしてから5年以上経っている場合、時効により払う必要はありません。
業者の中には、時効であることを知りつつ、あわよくば回収をしたいと考えて意図的に請求をしてくる所もありますので、内容をしっかり確認してから対応するようにしていただきたいと存じます。

また、自宅への訪問や家族への請求などが書かれている場合でも、実際にそのような行動をする業者はまれですし、弁護士にご依頼いただければそのような事態を防ぐことも可能ですので、不安を感じられましたら、ぜひ弁護士にご相談ください。

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3月 02 2012

お気軽にご相談ください

 任意整理の解決事例をご紹介します。
 AさんとBさんはご夫婦二人暮らしで、お二人とも高齢で年金生活をされていました。
 ご夫婦からお話を伺うと、「10年前に息子さんが重い病気にかかったときに、医療費を支払うために貸金業者から借金を始めて、現在は夫婦併せて3社から合計100万円ほど借金がある。」、「これまで返済を続けてきたが、生活が苦しく返済ができない。」とのことでした。
 お二人とも貸金業者の取立てに悩んでおり、藁にもすがる思いで相談にみえたようです。
 そこで、弁護士において各貸金業者に対し、取立てを止めるよう通知するとともに取引の履歴を開示するよう請求しました。
 そして、取引履歴を利息制限法という法律の基準に引き直して計算したところ、貸金業者1社は約70万円の過払いになっており、残りの2社は合計16万円の借金が残っていることが分かりました。
 その後、過払い金を回収することができ、AさんとBさんは、回収した過払い金で残った借金を清算して、借金から解放され取立てに悩むこともなくなりました。

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