ブログ


2011年8月

8月 31 2011

ブラックリストって?

 相談者さんの心配のひとつに破産や個人再生などの債務整理をすると「ブラックリスト」に載ってしまうというものがあります。
 このようなブラックリストは本当に存在するのでしょうか?

 厳密に「ブラックリスト」という名前の名簿は存在しません。
 民間の信用情報機関に破産手続などの事故情報が登録されることを俗にブラックリストに載るといいます。
 例えば、自己破産、個人再生、特定調停等により、民間の信用情報機関に事故情報が登録されます。また、3ヶ月以上の延滞も事故情報として登録されます。
 例えば、破産の事故情報が信用情報機関に登録されると、7年~10年は金融機関からの借り入れやクレジットカードの発行などの審査に影響があります。
 ただし、この事故情報は金融機関が個人の信用情報を調査するために使用されるものですから、一般公開されているものではありませんし、就職や親族の生活に影響を及ぼすものでもありません。
 なお、多重債務により破産申立てをした場合などには、一定期間新たな借り入れに頼ることはできなくなりますので、収入の範囲で計画的に支出し、貯金をするなどして生活の再建に努める必要があるでしょう。

コメントは受け付けていません。

8月 24 2011

勇気ある一歩

 多重債務で悩まれている方は、本当に真面目で一生懸命な方が多い。
 私が多重債務相談でいつも感じていることです。負債を抱えるに至った事情は様々ですが、その後の返済に向けた姿勢には、一つの共通点があります。それは、とても支払が出来る状況ではないのに、何とか返済の方策をしようと考えられている方、他から借入をしてでも返済をされている方・・・。いずれも、借りたお金は出来る限り返済していきたいという真摯な思いを有する点で共通しています。
 ただ、多重債務の解決方法には正しいものと誤ったものがあり、既に返済できる状況ではないのに追加借入するという方法は、決して正しいものではありません。ですから、そんな真摯な思いを正しい方向で御手伝いをさせて頂くのが多重債務相談を担当する弁護士の役割であると思うのです。
 相談を受けに来られた方にいつもお話したいと思っている言葉は「よくぞ、相談されるという決断をして下さいました」という一言です。法律相談をすること自体が、友人と話をするように気楽であれば良いのですが、人には言えないような自分の悩み苦しみを打ち明けて、その解決を委ねる訳ですから、簡単なものではないと思います。
 しかし、「今、ここにあなたが来てくれた。」それだけで、何事にも変え難い第一歩だと思うのです。
 法的な解決方法は様々ですが、この第一歩がなければ、何も始まりません。悩んでいる方の真摯さ、それを正しい方向で解決するお手伝いを是非させて頂ければと思います。初回相談は無料ですので、まずは勇気ある一歩を踏み出してみて下さい。

コメントは受け付けていません。

8月 17 2011

自分の名前を勝手に使って借金されてしまった!

 ある相談者の方から、「自分の名前を勝手に使って、別れた奥さんが結婚中に消費者金融業者数社から借金をしてしまい、業者から厳しい取立てを受けて困っている」という相談を受けたことがありました。
 この話が本当であれば、いかに奥さんが行ったものであっても、相談者には原則として借金の支払義務はないはずです。
 しかし、各業者は、そのような事情を説明しても、本人確認はしっかり行っている等といって、減額にすら応じず、支払を求める裁判を起こした業者もありました。
 そこで、弁護士において、各業者から借金の申込書や交渉の記録を取寄せたり、相談者の方からいただいた資料をもとに、相談者は借金をしていないことの説明に努めました。
 その結果、裁判では相談者の言い分が認められて相談者の方の支払義務はないこととなりました。また、裁判になった以外の業者についても、早期の解決を希望する相談者の方の意向で多少の金額は支払いましたが、業者の請求額を大幅に下回る金額で話しがまとまりました。
 似たような事情でお悩みの方、あきらめずに、一度、愛知県弁護士会名古屋法律相談センターで、弁護士に相談してみて下さい。

コメントは受け付けていません。

8月 10 2011

返済条件の変更にはご注意ください

近頃,借金に関するご相談やご依頼にお越しになる方の中に,すでにご自身で貸金業者と交渉して返済条件を変更している方がいらっしゃいます。
例えば,以前は毎月2万円ずつ返済していたものの,ご自身で貸金業者と交渉し,毎月6千円ずつ返済するという条件に変更している方がいらっしゃいます。
このような方は,他の貸金業者からの借金についてご相談やご依頼にお越しになるのですが,すでに返済条件を変更している貸金業者については解決済みと思い込んでいらっしゃいます。

確かに,毎月の返済金額は減っているので,何ら問題なく解決しているように思えます。
しかし,貸金業者の中には,当事者との交渉においては,形式的な残高を返済総額とし,利息制限法で決められた利率に基づいて計算した場合の残高を返済総額としないところがあります。
そのため,弁護士が貸金業者と交渉すると,返済総額が少なくなったり,過払いになっていることが判明したりすることがあります。

愛知県弁護士会では借金に関する無料相談を実施しています。
返済条件を変更する際には,ぜひ一度ご相談ください。

コメントは受け付けていません。

8月 03 2011

一人で悩まずに,とりあえず相談を(相談料は無料ですしね)

ヤミ金(携帯電話番号しか連絡方法を教えてくれない人)からお金を借りている人や,小さい貸金業者から正規の貸金以外に借りている人は,「借りたお金は返さなければならない。」という道徳心から,一生懸命返済して,返済するためにまた借りることを繰り返して,どんどん借金が増えていくことになりがちです。

でも,これらの業者が違法な高金利をとっていることがよくあります。

いくら「借りたお金は返さなければならない」としても,違法な金利まで支払う必要はありません。
わずか数万円借りたために,何十万円も,あるいは何百万円も返さなければならないのですか。
そのために,家族まで売らなければならないのですか。
そんなバカなことはないでしょう。
相手はロクに働きもしないで,違法な高い金利をむしり取っていくのです。
あなたやあなたの家族がそんな者の犠牲になる必要はありません。

弁護士は報酬をいただいて問題を解決しますが,費用がすぐに支払えない人のためには法テラスの法律扶助制度を利用したり,分割支払などの方法に応じることもあります。
弁護士は,必ずしも,金もうけのためにこの仕事をやっているんじゃありません。
上記のようなケースでは,違法な高金利で苦しんでいる人を助けたいという気持ちでやっているんです。

ですから,「どんなに大変でも,借りたものはかえさなければ。でも,これ以上どうやって返したらいいのか・・・。」と一人で悩んでいないで,とりあえず法律相談を受けて,現状を正直に全部説明してみてください。
いつ相談しても遅いということはないのですから,思い立ったらすぐに相談するのが大切だと思います。

コメントは受け付けていません。

Copyright© Aichi Bar Association all rights reserved.