ブログ


2011年6月

6月 29 2011

債務整理とご自宅の話

こんにちは。今回はご自宅の話です。
いろいろな方から相談をお受けしていると,
返済が苦しいから借金を整理したいけれども,ご自宅だけは手放したくないとおっしゃる方が結構いらっしゃいます。
あるいは,そもそも,借金が増えてしまった理由が,当初の予定に反して収入が増えなかったがために住宅ローンの返済が苦しくなり,そのためにお金を借りてしまったのがきっかけという方も結構いらっしゃいます。
長年住み慣れたご自宅を手放したくないお気持ちはよくわかります。
債務整理というと破産のイメージが強いので,自宅は手放さなければならないと思っていらっしゃる方が結構いますが,債務整理は破産という方法だけではなく,任意整理や個人再生といった方法もあり,そのような場合にはご自宅を手放さずに借金を整理できる場合があります。
これまで,自宅を手放したくないから借金の整理ができないと思って弁護士への相談を諦めていた方がみえましたら,それは誤解ですので,一度相談されてみてはいかがでしょうか。

コメントは受け付けていません。

6月 22 2011

思い出したくもない?

 「この業者には全部払い終わったのに、こんな書類が送られてきた。」というご相談を受けることがあります。
 何年か前にそのようなご相談を受けたときは、その書類とは借り入れを促す広告でした。その説明の他に、「法律で定められたものより高い利率で払い終わっているのなら、払い過ぎているので、業者から取り戻す権利があります。」などと過払金についての説明もさせていただきました。しかし、あるご相談者さんは「もう払わなくていいんですね。」と喜ばれ、「もう業者とは関わり合いたくありません。」と、過払金の請求をすることを拒まれました。業者からの取り立てで、よほど嫌な思いをされていたのでしょう。
 さて、最近では、会社更生や民事再生手続をとった業者の関係で「債権届出書」等が送られてきて、同様のご相談を受けるようになりました。業者がとった手続と、その書類が送られてきたのは過払金を取り戻す権利があるからだ、という説明をさせていただくと、やはり「もう払わなくていいんですね。」と安心されるのです。
 このように、過払金の存在に気づかないままの方が、まだまだいらっしゃるように思います。払い終わってしまえば、思い出したくもない、という気持ちも一つの原因でしょう。なんとかして気づかれる機会があれば、とは思いますが、それは、思い出したくもないことを思い出す、ということでもあるんですよね。

コメントは受け付けていません。

6月 15 2011

ヤミ金への対応

 借金とは関係のない事件で既に受任していた依頼者の方から電話があり、別件で早急に相談したいことがあると言われました。私が相談の中身を聞くと、ヤミ金からお金を借りたところ高額な利息の請求と執拗な取立て(職場にも電話がかかってくるとのことでした)に困っているという相談でした。
 私は、依頼者の方に事務所まで来てもらい、すぐに対応することにしました。依頼者の方は、そのヤミ金の電話番号しか分からないということだったので、私がその場でヤミ金に電話をし、「違法であること」「犯罪行為にもなること」「請求をやめること」「依頼者の方は一切支払わないこと」等を伝えました。そのヤミ金は少し抵抗しましたが、最終的には諦めました。依頼者の方によると、その後、実際にヤミ金からの請求は止まったとのことです。
 このように、弁護士が介入することでヤミ金の請求は止まる事例がほとんどです。ヤミ金からお金を借りることは避けなければなりませんが、借りてしまっている場合には、早急に弁護士にご相談ください。何かお役に立てることがあるはずです。

コメントは受け付けていません。

6月 08 2011

連帯保証人を確認する

 クレジット,サラ金の相談を受けたとき,弁護士としては任意整理ですむか,個人再生や自己破産などの法的整理が必要なのか,大まかな方針を考えます。
 相談の時間はとても限られていますので,相談時間のほとんどは,債権者の数,借入金総額,借入れを始めた時期,借入れの利率,借金をした理由,現在の収入,毎月の返済に回せる金額などの聴き取りにあてられます。
 そこでもう一つ確認すべき重要なことが,「連帯保証人の有無」です。相談後,縁あって受任した場合,弁護士としては各債権者に対して,「受任通知」を発送して事件処理を開始します。
 そして,受任通知を発送した後,任意整理,破産手続開始申立又は民事再生開始申立までの間,債権者と交渉を行いますが,連帯保証人が存在する場合には,債権者は必ず連帯保証人に対しても請求を行います。
 しかし中には,昔の借り入れのことで連帯保証人のことを忘れてしまったり,連帯保証人を別の人と勘違いしていたりすることもあり得ます(実際,後になって「連帯保証人の債務整理」が必要になるケースもあります。)
 「連帯保証人に対して迷惑をかけたくない」という相談者さんのお気持ちはよく分かります。法律相談にお越しになる際は,ぜひそれぞれの借り入れについて,連帯保証人がいるかどうか確認することをおすすめします。

コメントは受け付けていません。

6月 01 2011

お早めのご相談を

 債務整理手続を依頼された方のお話の中で,「他の業者から借入をして,何とか返済ができていた。」という言葉をよく耳にします。
 期限までに返済ができていれば,問題ないといえるでしょうか?
 貸主との関係では問題はないかもしれません。
 しかしながら,他から借入れをしなければ,返済できないということ自体,もはやご自身の収入ではどうにもならなくなっているということだと思います。
 そういったことを続けているうち,特別な出費や収入の減少があれば,その穴埋めのための借入れもしなくてはならなくなります。
 債務は,徐々に増加していってしまうことが想像できると思います。
 どうしようもならなくなる前に,今後の生活を見直す機会として,法律相談をご利用いただけたらと思います。

コメントは受け付けていません。

Copyright© Aichi Bar Association all rights reserved.