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ヤミ金

4月 02 2012

システム金融ってご存知ですか?

システム金融業者とは、主に中小企業向けにFAXやダイレクトメールにて融資の勧誘をし、手形や小切手を郵送させるだけで、融資を行う業者のことです。高額な金利を取るヤミ金業者の1つです。
通常のヤミ金であれば、弁護士がヤミ金業者に直接電話をかけるだけで、その後請求が止むのが一般的です。しかし、このシステム業者は、受け取った手形・小切手を交換に回す可能性があり、会社として、それが決済できずに不渡りを出してしまうと、最悪の場合、倒産に追いやられてしまうので、とても怖い業者なのです。

私が依頼を受けた中小企業の社長さんは、複数のシステム金融業者に対し、白地手形を複数枚既に渡してしまっていました。社長さんは、どの業者に、どの手形番号の手形を渡したかも、覚えていませんでした。
この事件の処理は難航を極めたのですが、粘り強く交渉し、受任1カ月後には、ほとんどの手形を取り返すことができました。もちろん、社長さんに対して督促電話などそれ以来全くありません。

システム金融業者は、最初FAXやメールなどで言葉巧みに忍び寄ってきます。システム金融業者は互いに連絡を取り合っていると思われ、一度手を出してしまうと、次々に集中して勧誘してきます。決して手を出してはいけません。
このような業者から借り入れをしてしまった場合は、手遅れにならないためにも、速やかに弁護士に相談してください。

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3月 22 2012

払いすぎ

以前,別件でご依頼を受けたご家族から,久しぶりに電話がありました。
とても温かな,優しい心を持ったご家族です。
別件については,順調なようで,ほっと一安心。

今回は,「テレビやラジオで,よく『払いすぎ』と言ってる。相談をしたいです。」とのこと。
早速事務所にお越しいただき,お話を伺って,借入先数社に,受任通知を送りました。

しかし,その翌日,「やっぱり,お金を貸してくれた業者に悪いことをしているような・・・。これまで遅れることなく一生懸命真面目に返してきたから,なんだか申し訳なくなっちゃってね・・・。気がおかしくなりそうで・・・。」とおっしゃられ,依頼をキャンセルしたいと申し出られました。

「法律に違反して高い利息を取っていた業者が悪いのですよ。●●さんは何も悪くはないです。たくさんの人が,払いすぎた利息を取り戻して,楽になっているんですよ。」とお話ししましたが,やはりお辛いとのことで,事件を終了することになりました。

このご家族だけではなく,一生懸命真面目に返し続けてこられた方々の中には,「こんな相談してはいけないんじゃないか。」,「やっぱりきちんと最後まで返さなければいけないんじゃないか。」と,同じような思いを持っておられる方もいらっしゃると思います。
でも,「悪いのは法律に違反して高い利息を取り過ぎていた業者」です。
あなたは悪くありませんから,安心して,弁護士に相談してくださいね。

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2月 22 2012

皆さんのお越しをお待ちしております

このブログにお立ち寄りいただいた皆さんは、借金についてお悩みのことと思います。

しかし、弁護士に会うのは初めてで敷居が高い・・・と、ご相談に来られることに躊躇されている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、皆さんがご相談に来られた場合のイメージをお伝えします。

まずは弁護士が、皆さんの借金の額、借入先、現在の生活状況(毎月の収入や必要な出費、借金の返済額)のほか、皆さんが今困っていらっしゃることについてお伺いします。

その上で、債務整理の必要性があるかどうか、あるとすれば弁護士を通じて借入先と直接交渉するか(任意整理)、破産や個人再生手続などの裁判所の手続を利用するか(法的整理)についてアドバイスさせていただきます。
このとき、債務整理のメリット・デメリットや費用など、皆さんが不安に思われることについてできるだけ分かりやすく丁寧にご説明します。

そして、皆さんが債務整理を行うことについて疑問点を解消し、十分にご納得いただきましたら依頼してください。

担当の弁護士はどんな人かな・・・と不安に思われる方は、「相談日カレンダー」に「担当弁護士プロフィール」を掲載している弁護士も多数いますので、参考にしてみてください。

まずはお気軽にご相談ください。
弁護士が少しでも皆さんのお力になれれば幸いです。

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11月 22 2011

ヤミ金融業者と強盗

 最近、こんな記事を目にしました。
 強盗致傷容疑で逮捕されたAが警察の調べに対して「金を借りていたヤミ金融業者から『B店は強盗がしやすいから、やれ』と言われ、従った。」と供述していることが分かったという記事でした。
 私は、ヤミ金融業者もついに強盗を指示するようになったのかなと感じました。
 ところで、高利の貸付を行うヤミ金融業者から金を借りても、金を借りた借主は、ヤミ金融業者に対し、利息を支払ったり、元本を返済したりする必要がない場合があります。
 つまり、ヤミ金融業者から年率109.5%を超える利息で貸付を受けると、この貸付契約は無効となり、最初から契約していなかったことになります(なお、年率109.5%というのは貸金業法が定める利率ですが、これより低い利率の貸付契約を無効と判断した裁判例もあります。)。
 そこで、借主は、この高金利の利息をヤミ金融業者に支払う必要がないのです。
 そして、貸付契約が無効となると、ヤミ金融業者から受け取った元本については、借主がヤミ金融業者に返済しなければならないのではないかとも考えられます。
 しかし、借主は、ヤミ金融業者から受け取った元本も、不法原因給付にあたるとして、ヤミ金融業者に返済する必要がなくなる場合があります。
 ヤミ金融業者から金を借りて困っている方は、強盗をやらないためにも、一人で悩まずに、愛知県弁護士会の名古屋法律相談センターにご相談下さい。

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9月 21 2011

ヤミ金と小切手と企業(解決事例)

 土木関係会社の例です。
 明日は19件,40枚超の小切手の支払期日だが決済資金が準備できない,不渡りになり倒産しそうだとの相談でした。小切手は全てヤミ金宛に振り出されたもので,明日の期日分だけで1千万円超,それ以外にも多数の小切手がヤミ金に渡っており,中には額面白地のものもあります。
 ヤミ金の金利は非常に高く公序良俗に反し,犯罪に該当するので,金利だけでなく借入れそのものが無効であり返済義務は生じません。しかし,とにもかくにも小切手や手形が決済できなければ,不渡り処分を受けます。これが第三者に渡っている場合には,支払い拒絶の主張も通りにくいものです。
 すぐに小切手振出し先のヤミ金リストを作成してもらいながら,次々にヤミ金に連絡を取り,弁護士が受任したこと,小切手の決済に応じる意思がないこと,小切手は取り立てに回さず即刻返還するよう求めました。並行して,ヤミ金の銀行預金口座を凍結するよう手続きをとります。ヤミ金の当初の対応は,とにかく小切手は取り立てると突っ張る者,一部だけでも払ってもらえば小切手を返すという者等様々ですが,ヤミ金の要求は全て拒否して交渉を続けます。当日,相談会社に殺到していた小切手が次々に戻され,午後3時までに全て依頼返却させることができ,不渡は回避されました。さらに小切手の返還を求め続けた結果,大半の振出し済み小切手を回収することができました。ごくわずかですが返済したお金の一部も戻りました。
 手形や小切手を振り出している場合でも,あきらめる必要はありません。

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8月 24 2011

勇気ある一歩

 多重債務で悩まれている方は、本当に真面目で一生懸命な方が多い。
 私が多重債務相談でいつも感じていることです。負債を抱えるに至った事情は様々ですが、その後の返済に向けた姿勢には、一つの共通点があります。それは、とても支払が出来る状況ではないのに、何とか返済の方策をしようと考えられている方、他から借入をしてでも返済をされている方・・・。いずれも、借りたお金は出来る限り返済していきたいという真摯な思いを有する点で共通しています。
 ただ、多重債務の解決方法には正しいものと誤ったものがあり、既に返済できる状況ではないのに追加借入するという方法は、決して正しいものではありません。ですから、そんな真摯な思いを正しい方向で御手伝いをさせて頂くのが多重債務相談を担当する弁護士の役割であると思うのです。
 相談を受けに来られた方にいつもお話したいと思っている言葉は「よくぞ、相談されるという決断をして下さいました」という一言です。法律相談をすること自体が、友人と話をするように気楽であれば良いのですが、人には言えないような自分の悩み苦しみを打ち明けて、その解決を委ねる訳ですから、簡単なものではないと思います。
 しかし、「今、ここにあなたが来てくれた。」それだけで、何事にも変え難い第一歩だと思うのです。
 法的な解決方法は様々ですが、この第一歩がなければ、何も始まりません。悩んでいる方の真摯さ、それを正しい方向で解決するお手伝いを是非させて頂ければと思います。初回相談は無料ですので、まずは勇気ある一歩を踏み出してみて下さい。

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8月 03 2011

一人で悩まずに,とりあえず相談を(相談料は無料ですしね)

ヤミ金(携帯電話番号しか連絡方法を教えてくれない人)からお金を借りている人や,小さい貸金業者から正規の貸金以外に借りている人は,「借りたお金は返さなければならない。」という道徳心から,一生懸命返済して,返済するためにまた借りることを繰り返して,どんどん借金が増えていくことになりがちです。

でも,これらの業者が違法な高金利をとっていることがよくあります。

いくら「借りたお金は返さなければならない」としても,違法な金利まで支払う必要はありません。
わずか数万円借りたために,何十万円も,あるいは何百万円も返さなければならないのですか。
そのために,家族まで売らなければならないのですか。
そんなバカなことはないでしょう。
相手はロクに働きもしないで,違法な高い金利をむしり取っていくのです。
あなたやあなたの家族がそんな者の犠牲になる必要はありません。

弁護士は報酬をいただいて問題を解決しますが,費用がすぐに支払えない人のためには法テラスの法律扶助制度を利用したり,分割支払などの方法に応じることもあります。
弁護士は,必ずしも,金もうけのためにこの仕事をやっているんじゃありません。
上記のようなケースでは,違法な高金利で苦しんでいる人を助けたいという気持ちでやっているんです。

ですから,「どんなに大変でも,借りたものはかえさなければ。でも,これ以上どうやって返したらいいのか・・・。」と一人で悩んでいないで,とりあえず法律相談を受けて,現状を正直に全部説明してみてください。
いつ相談しても遅いということはないのですから,思い立ったらすぐに相談するのが大切だと思います。

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7月 06 2011

ヤミ金からの借入れ

 多重債務に苦しんでいる方や諸事情によって適法な業者からの借入れができない方が、藁にもすがる思いでヤミ金に手を出してしまったという相談をこれまでに何件も受けてきました。
 ヤミ金の金利は、「10日で1割」など利息制限法や出資法の上限金利を大幅に超える違法金利であることが多く、このような違法金利で借り入れる契約(金銭消費貸借契約)は、公序良俗に反して無効となります。
 無効な契約に基づく金利を支払う法的義務はありませんし、さらには、元金についても、不法原因給付にあたるとして返す必要がなくなる場合があります。
 ヤミ金に手を出してしまってお困りの方は、少しでも早く、弁護士にご相談下さい。

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6月 15 2011

ヤミ金への対応

 借金とは関係のない事件で既に受任していた依頼者の方から電話があり、別件で早急に相談したいことがあると言われました。私が相談の中身を聞くと、ヤミ金からお金を借りたところ高額な利息の請求と執拗な取立て(職場にも電話がかかってくるとのことでした)に困っているという相談でした。
 私は、依頼者の方に事務所まで来てもらい、すぐに対応することにしました。依頼者の方は、そのヤミ金の電話番号しか分からないということだったので、私がその場でヤミ金に電話をし、「違法であること」「犯罪行為にもなること」「請求をやめること」「依頼者の方は一切支払わないこと」等を伝えました。そのヤミ金は少し抵抗しましたが、最終的には諦めました。依頼者の方によると、その後、実際にヤミ金からの請求は止まったとのことです。
 このように、弁護士が介入することでヤミ金の請求は止まる事例がほとんどです。ヤミ金からお金を借りることは避けなければなりませんが、借りてしまっている場合には、早急に弁護士にご相談ください。何かお役に立てることがあるはずです。

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10月 06 2010

上手に法律相談を利用するコツ

今回は、少し視点を変えて、上手に法律相談を利用するコツをお伝えしたいと思います。

名古屋法律相談センターで法律相談する際の参考にしていただければ幸いです。

1 借入先のリストと利用明細等の資料を持参する

当センターのサラ金・クレジット被害相談は、1回あたりの相談時間が30分と限られています。このような短い時間の中で相談担当弁護士に自分の状況を伝えるため、自分がどこからいくらの借入れをしたのか、現在の負債の残高はいくらなのか、毎月の支払いはいくらなのか、などを書いたリストを持参されると便利です。また、借入先に関する利用明細書などの資料があると、相談時にその場で弁護士に確認してもらうことができます。

2 包み隠さず話す

借金のことを他人に話すのは気がひけるものですが、恥ずかしいからといって一部分を隠したりせず、ありのままを弁護士に話してください。また、弁護士は、あなたの負債のみならず、問題解決に向けた全体像を把握するため、収入や家族の状況についてお聞きすることがありますが、これらの質問についても正直にお話ししていただくことが、スムーズな問題解決につながります。

3 分からないことは弁護士に質問する

疑問に思っていることは、遠慮せずに弁護士に質問してください。あなたの疑問があなたの借金の内容や原因に関わるものであれば、それはあなたから依頼を受ける弁護士にとっても必要な情報となります。

なお、相談をする際のその他の注意事項については、本ホームページの「ガイダンス」欄をご覧ください。

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