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4月 02 2012

システム金融ってご存知ですか?

システム金融業者とは、主に中小企業向けにFAXやダイレクトメールにて融資の勧誘をし、手形や小切手を郵送させるだけで、融資を行う業者のことです。高額な金利を取るヤミ金業者の1つです。
通常のヤミ金であれば、弁護士がヤミ金業者に直接電話をかけるだけで、その後請求が止むのが一般的です。しかし、このシステム業者は、受け取った手形・小切手を交換に回す可能性があり、会社として、それが決済できずに不渡りを出してしまうと、最悪の場合、倒産に追いやられてしまうので、とても怖い業者なのです。

私が依頼を受けた中小企業の社長さんは、複数のシステム金融業者に対し、白地手形を複数枚既に渡してしまっていました。社長さんは、どの業者に、どの手形番号の手形を渡したかも、覚えていませんでした。
この事件の処理は難航を極めたのですが、粘り強く交渉し、受任1カ月後には、ほとんどの手形を取り返すことができました。もちろん、社長さんに対して督促電話などそれ以来全くありません。

システム金融業者は、最初FAXやメールなどで言葉巧みに忍び寄ってきます。システム金融業者は互いに連絡を取り合っていると思われ、一度手を出してしまうと、次々に集中して勧誘してきます。決して手を出してはいけません。
このような業者から借り入れをしてしまった場合は、手遅れにならないためにも、速やかに弁護士に相談してください。

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