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2月 12 2012

過払金返還と自己破産

今回は、過去の解決事例をご紹介します。

Aさん(60歳代後半・女性)は、長年正社員として勤務し、退職後は年金を受給しながらパート勤務をしている女性でした。
最初の相談の際、Aさんは、貸金業者からの借金の返済のため、他の貸金業者から借金をするという、自転車操業状態となっていました。そんな状態の中、Aさんは、総量規制のことを知り、このままでは借金できなくなり、生活できなくなってしまうと思い、自殺まで考えたそうです。しかし、最後に一度専門化に相談しようと思い、Aは法律相談センターに連絡してくれたのでした。

Aさんの債権者は5社で、取引履歴を取寄せた結果、債権者のうち1社との間では過払金が発生し、その他の債権者には総額約200万円の債務が残る計算となりました。
過払金を借金返済に充てても、多額の借金が残る計算でしたので、Aさんと自己破産の方針を立てました。
自己破産申立の際、一部の債権者との間で過払金が発生する計算の場合、自己破産申立の前に過払金を回収し、これを自己破産申立の費用に用いる運用が認められています。
そこで、過払金を回収し、回収した過払金を破産申立の費用にあて、自己破産の手続きを進め、無事免責手続きまで完了しました。

手続きが完了した後、Aさんから、「あの時思い切って相談してよかったです。相談していなければ今頃生きていません。」と言っていただき、笑顔を見せてもらえました。

借金問題の解決方法は様々です。お1人で悩まないで、ぜひ一度、法律相談センターまでご連絡下さい。

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